オススメの邦画
「こんな夜更けにバナナかよ」
以前に予告編を観て面白そうだなぁと
思っていた大泉洋さん主演
『こんな夜更けにバナナかよ
愛しき実話』
タイトルから笑えませんか(笑笑)
大泉洋さん好きですね〜
三枚目の演技がいい味出してる!!
高畑充希さんも可愛い〜
進行性筋ジストロフィーという難病と
戦う鹿野靖明さん(しかのやすあき)
(享年43歳)と
のべ500人のボランティアの
実話を映画化したもの。
Amazonプライムで観ました。
主人公の鹿野さんには実在のモデルがいます。
2002年に42歳で生涯を終えています。 筋ジストロフィーというのは長生きできず、成人を待たずに亡くなる人が多いのです。
20数年前に、彼は施設型福祉つまり、世話されるだけの人という立場に押し込められるのを嫌って自立生活を選択します。
自立と言っても自己選択・自己決定という 意味合なのですが、
当時としては画期的なことです。
公的介護保障などがない時代ですから勇気のいることだと思います。
ボランティアの力を借り、閉塞状況に風穴をあけたわけです。ボランティアを感化したという意味においても彼は大した人だと思いますよ。
何かすごいことを成し遂げるとか、有名になって世間に認められるとか、大金を稼ぐとか、もうそんなことはどうでもいい、と本当に思うね。
鹿野さんみたいに、毎日を生き延びるために全身全霊で頑張った人を、心からすごいと思うし、それに付き合った大勢のボランティアもすごいと思う。
人間って捨てたもんじゃないと思う。
生きることの意味って、一つや二つじゃなくて、 存在する人間の数だけあるんだと思う。
いい作品なのでぜひ見てください。
関連記事